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熱量と行動

執筆者の写真: HH

錦糸町駅から徒歩10分の距離にあるコーヒーショップ「PERK SHOP」にて、@kazn31さんが開催している写真展を観に行ってきました。

GFXで撮影した台北や高雄の街や、オールドレンズを使ったポートレートなどを展示されています。

@kazn31さんとは、以前同じ写真サークルで一緒に撮影に行ったりしていました。2020年のウイルス騒動により写真サークルの活動ができなくなり、いつの間にかそのサークルも空中分解してしまい、一緒に撮影に行っていた友人知人との連絡はほとんどしなくなってしまったという状態です。みんな、まだ写真を撮っているだろうか。

ちょっとした何かがきっかけで昔から長く続けていた活動に対する情熱が冷めることはあると思いますし、ウイルス騒動はその最たる例かもしれません。お仕事すらなくなってしまった方々もいらっしゃいますし。

そんな中、騒動が落ち着いてきて撮影ができるようになってから、@kazn31さんは撮影会に参加したり、@kazn31さん自身で企画して撮影を続けていたとのこと。時には海外ロケやモデル、スタイリストを手配して作品撮りしていたという話を聞きました。個人で企画すること自体、時間や費用がかかりますし考えるだけで相当な体力が必要だと思います。私がおかしいだけです笑と@kazn31さんは言っていましたが、撮れない期間が長く続いた後でも、その熱量は変わらずに保っていて、実行に移すのは本当に尊敬します。何よりも続けていくことが一番難しいことだと、自分でも今までの経験で何度も感じたものです。

壁掛けの額装のほかに、以前に作られたフォトブックも展示されています。無印のフォトブックがあるなんて初めて知ったな。麻布クロスっていう生地なのかな?フォトバックやしまうまプリントとは違った風合いを感じる生地で面白い。壁掛けの写真も、雰囲気や作風によって印刷方法や使うプリント紙もそれぞれにして作られています。額に入れるマットをどれにするかを考えるのも、写真を飾る上では楽しい工程のひとつですよね。

@kazn31さんに展示会場をコーヒーショップにした理由を聞いたところ、以前からここに通っていてメニューや店内の写真を撮って提供していたところ、ショップから声がかかり展示会場として使わせてもらえるようになったとのこと。そのエピソードもなかなか行動力の凄さが見えてきます。コンスタントに撮影を続けていたんですね、凄すぎるな。

久しぶりに会って撮影のエピソードや方法を沢山話すことができました。やはり同じ趣味の方々と話すと、自分の中の熱を温めなおすことができるような感覚になります。自分もコンスタントに、地道にでも続けていくことを心がけよう。気になった風景にはシャッターボタンを押していこうと思った次第です。

そんなことを考えながら帰路で撮った夕暮れの東京。なんだか年末の静けさが近づいてきたように感じました。

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photo CIRCLE CYAN

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